箸の捨て方アイキャッチ

お箸の捨て方

2017/07/26

蒸し暑い日が続いていますね。
毎日暑くて食欲も減退・・・
一時的なお箸離れに陥ることもあるのではないでしょうか。

そんな時こそ、普段使っているお箸の整理をしてみませんか?

使いやすくて愛着のわいたお箸って、多少剥げても使い続けてしまうんですよね。
あるいは、お箸を新調したけれど古いお箸を捨てられずに引き出しにしまいっぱなし、
なんて方もいらっしゃるでしょう。

そもそもお箸ってどうやって捨てればいいの?
ゴミに捨てるのがなんだか落ち着かない、
というようなお問合せも度々いただきます。

 

箸には魂が宿る

使い込んで愛着のわいたお箸を他のものと一緒に捨てられないのは
日本人ならでは心理と言ってもいいでしょう。

スプーンやフォーク、ナイフと違い、
いくら家族でもお箸を共有しているというご家庭は少ないと思います。
自分の箸を他人に使われるのを嫌うのは、
「箸には使った人の魂が宿る」と考えられているから。

箸の語源には諸説ありますが、
語源のひとつに「箸」は二本の「柱」だから、というのがあります。
昔から「柱」には神様や人の魂が宿ると信じられてきました。

昔は山で、枝を削ったお箸でお弁当を食べた後に
箸に宿った魂を抜くために箸を折って捨てたと言われています。

これらのことを知らなくても、「箸に自分の魂が宿っている」気がするのは、
昔からのお箸に対する日本人の思想が受け継がれているからなんだと思います。

 

箸はひとつの「器官」

また、スプーン・フォーク・ナイフが、
すくう・刺す・切るの単一の機能しか果たさない「道具」なのに対して、
お箸は「つまむ、はさむ、押さえる、すくう、裂く、のせる、はがす、
ほぐす、くるむ、切る、運ぶ、混ぜる」といった12もの機能を果たし、
その機能を微妙な指の動かし方や力の入れ具合いで使いこなすことが出来ます。

それはいわば指の延長線であり、ひとつの「器官」と言っても過言ではありません。

箸に魂が宿ると感じるのは、生命を維持するための食事に、
器官であるお箸が密接に関わるものだからなのではないでしょうか。

 

お箸の捨て方

これらのことから、お箸は折って捨てるのが良いように思いますが、
割箸ならともかく、木のお箸を折るのって結構大変ですよね。
力も要りますしちょっと危険です。

折って捨てるのがマナーということではありませんので、
使い終わったお箸に「ありがとう」と感謝をして捨てましょう。

ゴミ袋から飛び出して危なくないように注意して
可燃ごみで大丈夫だと思います。
(※各自治体の規定によります)

それでもやはり、ゴミに捨てるのはちょっと・・・と気が引ける方は、
不要になったお箸をお焚き上げしていただける、赤坂日枝神社の箸感謝祭という
イベントがございますので是非ご参加ください。

→8月4日は箸の日「箸感謝祭」の記事を見る

箸感謝祭画像

-お箸のQ&A, 暮らし・歳時記, 箸のメンテナンス

この記事をシェアする!